2020年11月09日
中学校の定期試験に向けて、ラストスパートをかけて頑張っている生徒さんたちを応援しています。特に公立中の3年生は、高校受験に直接かかわる最後の大事な試験となるため、皆必死で取り組んでいます。中3の試験は、教科書の範囲を超えた初見の長文や文法力を問われる作文など出題も多義にわたるため、周到な準備が必要ですが、そうはいってもやはり基本は教科書です。
私が生徒さんたちにいつもアドバイスしていることは、『教科書の音読を毎日行う』ことです。教科書には、単元ごとにポイントとなる文法を含む重要な文章が多く記載されています。それらを繰り返し何度も復唱することで、英文の重要な構造を自然に頭に入れることができます。同時に、文法を正しく理解することは必須ですが、正しい文章を繰り返し口にすることで、誤った語順や熟語などに対し、直観で「なにかおかしい。どこかが違うかも。」と感じられるようになるとぐんと力がついてきた証拠です。